はじめまして、リコラム編集長です。
リコラムは三重県内外の人々に向けてお届けする地域密着の情報メディアです。
夏といえば花火! 夜空に打ち上がる一瞬の迫力と儚く散る美しさを毎年楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
三重県の大きな花火大会といえば、「熊野大花火大会」と「伊勢神宮奉納全国花火大会」がありますが、今回は伊勢神宮奉納全国花火大会についてお伝えします。
例年、7月上旬の土曜日と、全国的に見ても早い時期に実施されるこの花火大会。
2017年は7月15日(土)に開催されます。
恋人とロマンティックなひとときを過ごすもよし、友人とワイワイ楽しむもよし、家族みんなで出かけるのもいいでしょう。
しかし気になるのは花火大会とは切っても切り離せない混雑ではないでしょうか?
花火は楽しみたい! でも混雑は避けたい! という方のために、実際に何度も見に行っている筆者のオススメ時間帯も紹介いたします。
目次
- アクセス
- 時間帯
- 会場
- 見どころ
- 歴史
- リコラムのオススメ
- 有料観覧席
アクセス
最寄り駅は、JR線の場合はJR参宮線「山田上口駅」、近鉄線の最寄駅は近鉄山田線「宮町駅」です。
「山田上口駅」からは徒歩15分、「宮町駅」からは徒歩20分ほどで会場に到着します。
駅からは会場までの案内図が出ていますし、会場に向かう道には出店が並んでいますから、道に迷うことはないでしょう。
電車でお越しの方は最終電車の時間はチェックしておきましょう。
宮町駅から名古屋駅までの最終電車は21時47分です。
また、伊勢神宮より最寄駅の「伊勢市駅」「宇治山田駅」からは花火大会会場へのシャトルバスが運行しています。
伊勢神宮を参拝してから花火大会に参加する方は、シャトルバスを利用するといいでしょう。
車で行くこともできますが、可能であれば電車で行くことをオススメします。
例年、花火大会が始まるよりかなり早い時間帯、15時ごろから会場周辺は大渋滞します。
臨時駐車場が設けられていますが、臨時駐車場から会場まではいずれも徒歩15分〜20分と、駅から徒歩で歩くのと大差ないため、帰りの渋滞を考慮すると電車の利用がオススメです。
時間帯
19時20分〜21時が花火大会の時間です。
しかし、例年開始前の19時ごろは見物客でかなりの混雑となります。
すでに15時すぎには無料観覧エリアには場所取りの人々が来ており、混雑し始めています。
良い席を確保したい場合は、16時〜17時くらいには会場に行ったほうがいいでしょう。
会場
打ち上げ会場は「度会橋」から降りられる宮川の川沿いです。
駅から歩く場合、度会橋を渡る手前の岸が無料観覧席になります。
川沿いは草むらになっているので、ブルーシートを持って行くといいでしょう。
見どころ
伊勢神宮奉納全国花火大会は、単に花火を楽しむだけの花火大会ではなく、全国から集まった花火師たちが技を競い合う競技花火大会です。
審査により国土交通大臣賞、観光庁長官賞が与えられます。
伊勢神宮奉納全国花火大会は、全国三大競技花火大会の一つで、数ある花火大会の中でも一流の花火師たちがしのぎを削る、まさに花火の日本一決定戦。
それだけに花火師たちの真剣さ、本気度が伝わって来る大会でもあります。
競技部門は「打ち上げ花火の部」「スターマインの部」にわかれています。
「打ち上げ花火の部」では40組が5号玉(直径約15センチ)を3発、10号玉(直径約30センチ)を1発打ち上げます。
花火師の粋を凝らした「芯入り花火(二重丸に開く割物)」は見事です。
「スターマインの部」では様々な趣向を凝らした花火がリズミカルに打ち上がります。
花火師の個性が発揮される創造花火の技術にぜひ注目してほしいと思います。
また、競技大会のみならず、大会提供のオープニングのスターマインと中盤のスターマインは大迫力。
フィナーレを飾るワイドスターマインは必見です。
打ち上げられる花火の数は約10,000発。花火師たちの本気が夏の夜空を彩ります。
歴史
第一回は昭和28年に開催され、2017年で第65回を迎えます。
「伊勢神宮奉納全国花火大会」はその名の通り、伊勢神宮に奉納するという意味が込められています。
大会としての歴史は65回ですが、伊勢神宮に奉納する花火は明治時代から行われており、その歴史は120年を越えます。
花火師たちは大会の前に伊勢神宮を参拝します。
花火大会は花火師が一年の安全を祈念する意味もあるんですよ。
リコラムのオススメ
早めに場所をとって良い席で花火を眺めるのもいいですが、夏の暑い時期ですし長時間待つのはなかなかしんどいものです。
そこで、私のオススメは、あえて開始時間を少し外して駅に到着することです。19時30分過ぎごろ到着する電車であれば、ピーク時よりは混雑がひどくありません。
オープニングのスターマインを見逃してしまうのは惜しいですが、駅から度会橋まで歩いていく道沿いに出店が出ています。
遠くに聞こえる花火の音を聞きながら、出店を見ながら川沿いの会場まで歩いていくのは雰囲気があっていいものです。
せっかく伊勢に行くのですから、伊勢神宮に参拝してから行くのもいいでしょう。
有料観覧席
混雑の中、場所取りをするのはちょっと…。
子供がいるからゆったりとした場所で見たい…。
そんな人には、有料観覧席が設けられていますのでチケットを購入するのがオススメです。
チケットぴあ、全国のコンビニエンスストアで購入ができます。
5月30日より発売されており、すでに売り切れの席も出ているようです。
例年、良い席は早い時期に売り切れる傾向にありますので、有料でも良い席で見たい! という方は早めのチケット購入をオススメします。
以上、伊勢神宮奉納全国花火大会についてお伝えしました。
行ったことのない方、久しぶりの方は、ぜひ今年は見に行ってみてはいかがでしょうか?
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